消火器の使用要件と点検ポイント
火災が発生した際に、消火器が確実に機能することは極めて重要です。適切な保守管理の規定を守ることで、火災時に備えることができます。
点検
- 事業所のすべての携帯用消火器は、月に一度点検することが義務付けられています。点検では、ホースの破損や腐食などの欠陥がないか確認し、消火器が指定された位置にあり、正常に作動できるかをチェックします。点検は、訓練を受けた従業員が社内で実施できます。
商業施設や工場では、年に一度、認可された防火業者が詳細な点検を行い、すべての基準が満たされていることを確認します。住宅所有者も、毎月自分の消火器を点検することが推奨されます。
圧力計(ゲージ)
- すべての携帯用消火器には圧力計が装備されています。タンク内の圧力が不足すると、消火器は放出できません。圧力計は月次点検の際に必ず確認し、針が赤帯域に入っている場合は直ちに交換してください。
設置場所
- 職場や家庭内の消火器は、見やすいように明確に表示し、常にアクセスしやすい位置に設置します。通路や出入口を塞ぐような収納は絶対に行わないでください。消火器の使用が許可された従業員全員が、その位置を把握していることが必要です。
職場での安全訓練
- 消火器の使用が許可された、あるいは必要とされる全従業員は、適切かつ徹底した訓練を受けなければなりません。訓練不足や誤った指導は、正しい使い方を知らずに危険な状況を招きます。訓練には、消火器を使用すべきでないケース(例:火災がすでに手に負えない規模になっている場合)を含め、制御不可能な火災では直ちに避難手順を実施することを指導します。
