学校における危機介入
校内危機対応チーム
危機的状況が発生した際、学校管理者は物理的・心理的被害を最小限に抑えるべく迅速に行動しなければなりません。学校は、暴力事件や自然災害が起きた際に即座に指揮を執れる校内危機介入チーム(CIT)を常備すべきです。チームメンバーは、電話連絡や避難誘導、救助隊が到着するまでの安全確保など、事態を管理する能力が求められます。組織的な人員動員は混乱を防ぎ、効果的な介入の鍵となります。
危機介入計画
危機介入計画を策定することで、自然災害や校内での犯罪行為に対して迅速かつ適切に対応できる体制が整います。計画には以下の項目を含めるべきです。
- 何をもって「危機」とみなすかの明確な定義
- CIT 各メンバーの役割と責任
- 心理的外傷を受けた可能性のある人の特定方法
- 文化・言語的配慮に関する配慮事項
- 緊急時・危機時の情報伝達手順
教師の役割
教師は危機介入計画の内容を十分に把握し、以下の任務を遂行します。
- 校内外での生徒の安全確保と誘導
- 医療緊急事態や避難時の対応
- 事前に用意したバックパック(飲料水、グラノーラバー、救急セット等)を携行し、閉じ込められた場合や負傷者が出た際に即座に使用できるようにする
- 避難時に生徒の出席確認リストを用意し、全員の安否を確認できる体制を整える
心理的外傷への対応
危機に直面した生徒は、無関心、暴力的な爆発、摂食障害、薬物乱用などの行動で心理的外傷を示すことがあります。教職員は次のように支援します。
- 同級生に対し、被害を受けた仲間が専門的な支援を受けることを説明し、理解を促す
- 感情を表現できるように声をかけ、必要に応じて専門家への紹介を行う
- カウンセリングや支援が適切に提供されているか定期的に確認する
