自然災害がもたらす影響とは?

自然災害は、数千人もの死者や数十億ドル規模の被害をもたらすことがあります。原因は地質的なものから大気的なものまで多岐にわたり、予測できるものもあれば、全く予想外のものもあります。自分の住む地域で起こり得る災害を正しく理解し、備えることが重要です。

地震

地殻プレートの動きが引き起こす地震は、年間数百回発生し、マグニチュード8以上の大きな地震は平均で年に2回程度です。建築物や自然地形に甚大な被害を与え、倒壊による死傷者や経済的損失が発生します。

先進国は建物の価値が高く財政的損失が大きくなる傾向がありますが、開発途上国は防災体制が不十分なため死亡者や負傷者が多くなります。地震に伴う津波、土砂崩れ、洪水などの二次災害は、一次災害以上に壊滅的な被害をもたらすことがあります。

洪水

洪水は地震に比べてはるかに頻繁に発生し、自然災害全体の約3分の1、死亡者の半数以上を占めます。主な原因は豪雨、海底地震による津波、そして気候変動です。水位が通常より上昇し、乾いているはずの土地が浸水します。

都市部では住宅や公共インフラ、車両が被害を受け、農地では作物や家畜が失われ、農業生産性が低下します。

火山噴火

噴火は「VEI(火山爆発指数)」で0から8まで評価されますが、正確な時期や規模を予測することはできません。噴火が起きると、溶岩や火砕流が直線的に広がり、建物は瞬時に焼失・埋没します。火山灰が河川を塞ぎ洪水を引き起こすこともあります。また、降灰や噴出ガスは呼吸器や目、皮膚に刺激を与え、重篤な健康被害をもたらします。

火山灰は航空機の運航に支障を来すほか、広範囲に拡散すれば大気中の光学特性が変化し、短期的に地球規模で気温が低下することもあります。

冬季暴風雪

数時間から数日続くことがあり、みぞれや凍結雨、強風を伴うこともあります。大雪や氷結は住宅や樹木、電柱を倒壊させ、道路や橋梁を滑りやすくしたり、通行止めにしたりします。車両が立ち往生し、住民が孤立するなど、都市機能が麻痺することがあります。山岳地帯では、数時間の降雪で質量100万トン、時速200マイルに達する雪崩が発生し得ます。極寒により凍傷や低体温症のリスクも高まります。

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