緊急時に使えるシートハーネスの結び方
シートハーネスとは
緊急ハーネス(ハスティ・シートハーネス)は、幅約2.5cmのウェビングテープで作られ、腰・骨盤・太ももの上部を回して座席形状を作ります。救助現場で被救助者を安全に持ち上げるほか、クライミングやリペリングでも利用できます。快適さは他のハーネスに劣りますが、正しく作れば安全で、練習すれば短時間で装着できます。
必要なもの
- 幅1インチ(約2.5cm)、長さ20フィート(約6m)のウェビングテープ
- カラビナ
結び方手順
テープの中心部を見つけ、3〜4インチ(約7〜10cm)のループをパンツ前部のウエストベルトの中央に差し込みます。テープの両端を脚の間から下に通し、左右の脚の周りに回します。これでテープはジッパーに平行に2本のラインとなり、左手に左端、右手に右端が握れます。
左手の端を、パンツのジッパーに平行な左側のテープの下に通し、同様に右手の端を右側のテープの下に通します。両端をしっかり引いて、ベルトの中に隠していたループを引き出します。
両端を背面に回し、ウエストの周りに2回巻き付けます。左端は再び左手に、右端は右手に戻ります。
右臀部の前側でテープを正方結び(スクエアノット)で固定します。左端を右端の上に交差させて通し、次に右端を左端の上に交差させて通します。靴ひもを結ぶ最初のステップと同様ですが、交差の向きを交互に変えます。
残りの端は半結び(ハーフヒッチ)で締め、結び目から約15cm(6インチ)ほど残します。その後、ウエスト周りの2本のテープとベルト内に隠したループにカラビナを取り付けます。
