さまざまな水源から安全な飲料水を得る方法
はじめに
災害時などで水道が途切れた場合、飲料水を確保することは生存に不可欠です。家庭内では給湯器や水槽、トイレの水が利用できますが、屋外では湖、川、雨水溜りなどが水源となります。どの水源でも、飲む前に必ず浄化する必要があります。本稿では「濾過」「煮沸」「塩素消毒」の3つの基本手順をわかりやすく紹介します。
1. 濾過
- 容器を用意する。
水を集めるためのバケツやボトル、濾過後の水を受け取る容器を複数用意します。 - 水を採取する。
見つけた水源(湖、川、雨水溜りなど)から容器に汲みます。 - フィルター素材を選ぶ。
清潔な布、タオル、古いシャツなど、細かな目の素材を用意します。 - 布を折りたたんで容器の上に置く。
布を数回折り重ね、空の容器の上に掛けます。布が簡易フィルターになります。 - 水を布の上から注ぐ。
採取した水を布に直接注ぎ、下の容器に濾過された水がたまります。
2. 煮沸
- 金属製の容器を用意する。
濾過した水は金属製の鍋や空き缶に入れ、火にかけられる状態にします。 - 火を起こす。
木材、紙、燃えるものを使って小さな火を作ります。マッチが無い場合はレンズと太陽光、摩擦、火打石と鋼、またはバッテリーとスチールウールなどの原始的手法を活用します。 - 平らな石を火の上に置く。
鍋や缶を安定させるため、火の上に平らな石を置きます。 - 容器を石の上に乗せる。
金属容器を石の上に置き、火にかけます。 - 15分間沸騰させる。
水が激しく沸騰した状態を少なくとも10〜15分間保ち、寄生虫や細菌を死滅させます。
3. 塩素消毒(漂白剤使用)
- 漂白剤(塩素系)を入手する。
沸騰が難しい場合は市販の食器用漂白剤を使用します。 - 漂白剤を加える。
ワシントン州保健局の推奨に従い、1クォート(約0.95 L)につき3〜5滴の漂白剤を加えます。 - よく混ぜる。
瓶や容器を振るか、棒でかき混ぜて均一にします。 - 放置して待つ。
水が濁っていない場合は30分、濁っている場合は最大60分待ちます。その後飲用可能です。
参考文献
- Reference 1: 水の浄化基本ガイド
- Reference 2: 原始的な火起こしの方法
- Reference 3: ワシントン州保健局の漂白剤使用指針
