病院における緊急時の対応手順
停電時の対応
停電が発生すると病院の全業務が停止するため、スタッフと患者の安全確保が最優先です。また、電源が必要な医療機器の稼働を維持する必要があります。多くの病院は長時間の停電に備えてジェネレーターを設置しています。停電が起きたら、当直マネージャーまたは夜間サポートへ速やかに連絡し、発生場所や影響範囲を詳しく報告してください。通常、停電は特定のフロアやエリアに限定され、ジェネレーターが自動で作動します。
強盗・人質事件(ホールドアップ)時の対応
犯人の指示に従い、身の安全を確保してください。犯人の外見(身長、体格、服装、特徴的な痣やタトゥー)や使用している武器、奪った物品をできるだけ正確に観察し、記録します。安全が確保できたらすぐに 911(日本では110)へ通報し、英語で「Holdup」と伝え、正確な場所と状況を報告してください。できるだけ多くの詳細をメモに残します。
有害物質への曝露時の対応
有害物質が疑われる場合、まず被害者を危険源から遠ざけます。すぐに 911(110)へ「Hazardous material alert(有害物質警報)」と伝え、正確な場所と物質の種類を報告してください。呼吸困難や倒れた人がいる場合は救急医療を要請します。決して直接触れず、可能であればスタッフと患者を避難させ、当局の許可が出るまで再侵入を禁止します。
爆弾予告時の対応
まず冷静さを保ち、脅迫内容をすべて記録します。次の質問を行い、情報を引き出してください:
・爆弾はいつ爆発するのか
・外観はどうか
・起爆装置は何か
・設置場所はどこか
・爆弾の種類は何か
・設置した動機は何か
犯人が話し続けられるようにし、他のスタッフに警戒を呼びかけます。その後、直ちに警察へ「Bomb threat(爆弾予告)」と通報し、場所と予想される爆発時刻を伝え、病院の緊急手順に従います。
