避難手順の具体例
自宅での避難
洪水、火災、強風など、さまざまな状況で自宅からの避難が必要になることがあります。事前に家族全員にシナリオを説明し、避難経路や復旧計画を練っておくことが重要です。
火災時の避難では、複数の脱出口を確保し、階段や防火はしごを使って安全に外へ出ます。外に出たら全員(ペットも含む)を確認し、近隣の安全な場所で救助隊に連絡し、指示を待ちます。
洪水や台風など、事前に警報が出る災害では、避難ルートを複数用意し、自治体の指示に従って速やかに退避します。時間がある場合は、出発前に水道・ガス・電気を止め、銀行口座情報や保険証書などの重要書類を持ち出します。
職場での避難
火災、猛吹雪、化学薬品漏れなどの緊急事態に備え、全従業員が避難手順を理解していることが求められます。定期的な避難訓練により、サイレンの意味や非常口、集合場所を体感し、いざという時に慌てず行動できます。
各部署ごとに担当者を決め、従業員名簿をもとに全員が無事に避難したか確認します。また、緊急通報は指定された管理者が行い、救助隊への負担を軽減します。
その他の留意点
すべての緊急事態が避難を要するわけではありません。たとえば竜巻警報は「シェルター・イン・プレイス」=屋内の安全な場所に身を隠す指示になることがあります。その場合は、建物の内部廊下や地下、専用シェルターに避難します。
日頃から、車の燃料は最低でも1/2タンク以上、緊急用の備蓄品(飲料水、非常食、救急セットなど)を用意しておくと安心です。高齢者や子ども、ペットの安全も考慮し、必要に応じて手順を見直しましょう。
