海上緊急対応とその任務
海上緊急対応は多岐にわたり、主に消防、捜索救助、応急処置の3つの分野に分類されます。カナダ運輸省(Transport Canada)が認定する海上緊急対応者は、セントローレンス・カレッジが提供するA1/A2コースで、消防、救命ボート、フレアの使用法を学びます。
海上消防
小型エンジンの火災から大型クルーズ船のキッチン火災、さらには油や有害物質を積んだ貨物火災まで、対応対象は幅広いです。米国のMarine FireFighting Instituteによれば、海上消防士は複数のコースを修了し、総合認定を受ける必要があります。有害物質火災に対応するには、別途ハザードマテリアルの資格も取得しなければなりません。
海上捜索救助
救命ボートの発射、救命胴衣の使用、フレア銃で位置を知らせることが基本です。激しい嵐で転覆した船から乗客を救助したり、ヘリコプターや航空機の墜落生存者を海上で救助するミッションも含まれます。捜索救助に認定された者は、通常、応急処置の資格も保有しています。
海上応急処置と救急医療
一般的な応急処置と同様に、CPRや止血、簡易担架の作成が行えます。高度な訓練では、気管挿管、静脈注射、除細動器の使用など、救急医療に必要な技術も習得します。
