消防士が行う担架搬送(ファイアマンキャリー)のやり方
緊急時に意識不明者や負傷者を安全に移動させるには、ファイアマンキャリー(消防士が用いる担架搬送)が最も効率的です。正しく行えば、体格が自分より大きくても安全に運搬できます。
手順
負傷者を立たせるように持ち上げ、前にしゃがんで両腕を肩の下から抱え、体に密着させて立ち上がります。これで顔を向き合った状態になります。
片手で腰を支え、もう一方の手で負傷者の自分に近い腕を頭上まで伸ばすように持ち上げます。
持ち上げた腕を保持したまま膝を曲げ、少し前傾します。負傷者を肩に乗せるようにして背中に掛けます。
脚の力で立ち上がり、背中に負傷者の体重を乗せたまま姿勢を保ちます。背中ではなく脚を使って上体を起こすことが重要です。
キャリー中は、負傷者の膝裏を片腕で抱え込み、もう一方の腕は体の前側で下げて固定します。
実施前に相手の体勢と自分の姿勢を必ず確認し、無理のない範囲で行ってください。
