コンピュータの除染手順とポイント

除染の目的

米国労働省労働安全衛生局(OSHA)は、コンピュータの除染が細菌や有害化学物質の拡散防止、作業者の健康保護に重要であると推奨しています。

除染の準備

汚染箇所が特定できる場合は、可能な限りそのエリアを隔離します。できるだけコンピュータをその場で除染し、別の場所へ移動させないようにします。除染は清潔でカーペットのない平面上で行いましょう。

作業前に電源を切り、プラグを抜き、バッテリーや外部ケーブルを取り外します。内部を清掃する前に本体が室温になるまで待ち、静電気防止用のリストバンドを装着します。

汚れがひどい場合は、まず表面の汚れを除去してから除染を行うことで、除染効果が高まります。

HEPA(高効率粒子エア)掃除機による除染

HEPAフィルター搭載の掃除機でキーボードや通気口のほこりや胞子を吸い取ります。外装やキーボードの表面は電動掃除機で吸引可能ですが、内部に使用すると静電気で部品を損傷する恐れがあります。そのため、バッテリー式ハンドヘルド掃除機を使用し、内部部品に触れないよう注意します。排気ガスは室内に戻さず、使用後はフィルターを適切に処分します。

液体抗菌製品の使用

硬質表面(ケースやキーボード)に付着した胞子を無効化するため、専用の抗菌液を使用します。液体を直接本体にかけるのではなく、清掃用布に吹きかけて拭き取ります。キーボードは抗菌ワイプやアルコール綿棒で拭き、繊維くずの残らない布で仕上げます。作業後は完全に乾燥させてから電源を入れます。

エアコンプレッサー(圧縮空気)による除染

内部ファンや通気口は汚染源になりやすく、メーカーの指示に従い適切に清掃します。圧縮空気はエアスプレーで微細な粒子や胞子を吹き飛ばし、従来の掃除機だけでは除去しきれない汚染物質を除去できます。

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