ノイズ基準(NC)をデシベルに変換する手順

1999 年にフロリダ州教育省が実施した調査によると、学校の教室に設置された暖房・換気システムは、推奨レベルの最大 100 倍に相当する背景騒音を発生させていました。現在でも、屋内の背景騒音は安全で快適な空間を設計する建築家にとって重要な課題です。1957 年に策定されたノイズ基準(NC)曲線は、人間の可聴範囲に合わせた周波数ごとの許容音圧レベルを示しており、任意の周波数に対して NC 値をデシベル(dB)に換算することが可能です。

必要なもの

  • NC 曲線チャート
  • 定規(定規やスケール)

変換手順

  1. 変換したい周波数(Hz)を確認します。対象は 63 Hz から 8 kHz の範囲です。メモしておきましょう。

  2. 対象となる NC レベルを確認します。NC‑10 から NC‑70 のいずれかです。こちらも記録します。

  3. NC 曲線チャートの下部横軸を左から右へたどり、先ほどメモした周波数の位置まで進みます。定規を垂直に置き、周波数の位置に合わせます。

  4. 対象の NC レベルに対応する曲線を探し、定規と曲線の交点をマークします。

  5. 定規を水平に回転させ、先ほどマークした点を通すように配置します。定規が縦軸(音圧レベル)と交わる点を記録します。この数値がデシベル(dB)です。例:周波数 250 Hz、NC‑40 の場合、交点は 50 dB になります。

  6. 全てのステップを確認し、結果(NC 値 → dB)を記録します。

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