砂漠バイオームに関する事実レポート
砂漠は降水量が極めて少ない地域で、乾燥と極端な気温変化が特徴です。そのため植物の生育は困難で、動物や人間の生活も厳しい環境となります。
世界最大の砂漠
多くの人は砂漠と言えば暑くて砂の広がるイメージを持ちますが、実際の定義は「降水量の少なさ」です。この基準で見ると、南極大陸は世界最大の砂漠であり、寒冷砂漠に分類されます。南極は風が強く、極寒で乾燥しており、降水はほとんど雪の形でしか降りません。
最も暑い砂漠
サハラ砂漠は世界最大の熱帯砂漠であり、最も高温になる砂漠でもあります。北アフリカの広大な地域を覆い、面積はアメリカ合衆国とほぼ同等です。過酷な環境にもかかわらず、ラクダなどの動物は背中のコブに水分を蓄える、長いまつげで砂嵐から目を守るといった適応を遂げています。
最も乾燥した砂漠
チリのアタカマ砂漠は世界で最も乾燥した砂漠です。記録が残っている限り、降雨が全く観測されない場所もあります。中心部は「絶対砂漠」と呼ばれ、植物や動物はほとんど見られませんが、人間は沿岸部に町やオアシスを築き、地下水を利用した点滴灌漑で農業を行っています。
砂漠の植物
砂漠に生息する植物は数は少ないものの、過酷な環境に耐えるためのさまざまな形態的・生理的適応を持ちます。サボテンのように葉を縮めて水分を保持したり、乾季は休眠し雨季に芽を出す種もあります。また、葉にワックスを付着させて蒸散を抑えるものもあります。
