CO2の一般的な濃度はどれくらいですか?

二酸化炭素は自然界に存在し、呼吸や化石燃料の燃焼、植物の分解によっても発生します。空気中の主要成分の4番目で、通常の濃度では無害です。CO2は空気より重く、床近くにたまりやすく、ドライアイス(固体CO2)が溶けるとガスは上昇せずに沈みます。

正常な濃度

屋外のCO2濃度は 250〜350 ppm が一般的です。屋内では換気が適切であれば 1,000 ppm まで上昇しても健康への影響はほとんどありません。HVAC(暖房・換気・空調)専門家は室内のCO2濃度を測定し、換気システムが正しく機能しているかを確認します。必要に応じて外気の取り入れ量を調整し、健康基準に合った濃度に保ちます。

高濃度になると

部屋に多くの人が集まったり、換気が不十分な場合、CO2濃度は上昇します。1,000 ppm を超えると眠気を感じ、さらに上がると頭痛や集中力低下、心拍数増加などの症状が現れます。空気はこもった感じになり、息苦しさを覚えます。5,000 ppm を超えると意識障害や脳損傷、最悪の場合は死亡に至ることがあります。

屋外での危険

腐敗する植物や閉じた容器に入れた糞尿、堆肥山、トウモロコシや穀物のサイロなどでもCO2が高濃度になることがあります。堆肥を回転させるのは酸素を供給し分解を促進するためです。ウィスコンシン州では、糞尿坑やサイロに入る際は高濃度のCO2やメタンに対する防護具の着用を推奨しています。

予防策

密閉された部屋や建物で体調不良を感じたら、管理者に換気不良やCO2濃度上昇の可能性を伝えることが重要です。建物の管理者はCO2検知器を設置し、一定濃度を超えると自動で換気装置を作動させるようにできます。ワイン醸造でも発酵過程でCO2が発生するため、同様の検知器が利用されています。

環境衛生 - 関連記事