防腐処理木材の危険性と安全対策

防腐処理木材の危険性と安全対策

粉塵

  • 防腐処理木材を切断する場合は保護具を着用してください。

    防腐処理された木材の粉塵は鼻・目・皮膚を刺激し、鼻血、かゆみ、胃痛、記憶障害、胸部の圧迫感などの症状を引き起こすことがあります。CCA(クロメート銅ヒ素)処理木材を切断する際は、粉塵防止マスク、保護メガネ、長袖・作業用手袋で皮膚を覆うことが必須です。

燃焼

  • 防腐処理木材を燃やすと灰にヒ素が濃縮されます。

    CCA処理木材の燃焼は避けてください。燃焼時の煙は通常の木材と大きな差はありませんが、灰はヒ素が残留し濃縮されます。灰を吸い込むと呼吸器を強く刺激し、健康被害の原因となります。また、燃やした灰を土壌や堆肥に混ぜることは絶対にやめましょう。ヒ素は食物に近づくべきではありません。

雨水流出

  • CCA処理デッキは土壌や水をヒ素で汚染します。

    マイアミ大学の環境工学研究によると、CCA処理木材のデッキからの雨水流出中のヒ素濃度は、未処理木材のデッキに比べて約100倍に達しました。さらに、デッキ下の砂のヒ素レベルは背景値の15〜30倍でした。このように、ヒ素を含む雨水は地下水や土壌へ流れ込み、環境汚染のリスクを高めます。

食品との接触

  • 圧力処理木材のまな板は絶対に使用しないでください。

    食品が防腐処理木材に触れると、ヒ素が食材に移行し中毒の危険があります。圧力処理木材で作られたまな板やカウンタートップは使用しないでください。公共のピクニックテーブルを利用する場合は、必ずテーブルクロスで表面を覆い、直接食べ物を置かないようにしましょう。

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