井戸水に含まれる大腸菌が引き起こす身体症状

井戸水に大腸菌(コリフォーム菌)が検出されると、動物や人の糞便による汚染が疑われます。洪水で表層水が井戸に流入したり、井戸水が濁ったり色・味・匂いが変化した場合は、直ちに水質検査を行うべきです。また、ジアルジア、クリプトスポリジウム、E. coli などの病原菌が混入している可能性もあるため、以下のような身体症状に注意してください。

胃部症状

  • 膨満感、腹痛、痙攣が最初に現れます。
  • 吐き気や嘔吐が続くことがあり、数日間続くこともあります。
  • 食欲不振が見られることが多いです。長引く場合は医療機関を受診してください。

腸の症状

  • 悪臭のあるガスが頻繁に出ます。
  • 下痢が起こり、血が混じることや数日続くことがあります。軽症では油っこい浮く便になることも。
  • 血便がある場合はすぐに医師の診察を受けてください。

発熱

  • 大腸菌感染では発熱が現れないことが多いですが、E. coli などは101°F(約38.3°C)未満の微熱が出ることがあります。
  • 熱がなくても症状が続く場合は受診を遅らせないでください。

その他の症状

  • 寒気やインフルエンザ様の症状と誤認されることがあります。
  • 嘔吐や下痢による脱水症状に注意が必要です。
  • 稀に関節痛・腫れ、蕁麻疹、体重減少が見られます。原因不明の体重減少がある家庭は、井戸水の検査を行いましょう。

これらの症状が現れたら、早めに水質検査と医療機関の受診を行い、安全な飲料水を確保してください。

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