紫外線による水処理の原理と注意点

特定の紫外線(UV)は細菌、ウイルス、真菌などの微生物を効果的に殺菌します。医療機関では空気や作業面の滅菌に専用のUVライトが使用されています。水の浄化にもUV光は利用でき、他の処理と組み合わせて使用されます。

光源

蛍光灯はUV光を放出しますが、家庭用やオフィス用の蛍光灯はリン酸塗層でUVを吸収し、白色光を出すように設計されています。このコーティングが無い場合、灯は微生物を殺すのに十分な強度のUV光を放ちます。

波長

UV光は約400nmから1nmまでの電磁波帯です。水中の微生物を殺すのに最も効果的な波長は約265nmです。

有効性

UV光は細菌やウイルスのDNAなどの有機分子を破壊し、瞬時に死滅させます。光源が十分に明るければ、数秒で微生物を除去できます。

濁度の影響

水が濁っていると、溶解した固形物がUV光を遮断し、効果が大幅に低下します。UV処理を行うには水がある程度透明である必要があります。

限界と併用の必要性

UV光は微生物のみを不活化し、鉛や塩素、その他有害なミネラルは除去できません。そのため、UVは多段階浄水プロセスの最終段階として使用するのが一般的です。

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