ラドンガス測定の方法

ラドンガスとは

ラドンは無色・無臭の放射性ガスで、原子番号86の化学元素です。ウランの放射性崩壊により自然に発生し、特に地下室など換気の悪い閉鎖空間に蓄積しやすいです。米国環境保護庁(EPA)は、ラドン曝露が喫煙に次いで肺がんの第2の主要原因になる可能性があると警告しています。

EPAは、室内ラドン濃度が1リットルの空気あたり4ピコキュリー(pCi/L)を超える場合、測定と対策(低減)を推奨しています。

ラドン測定の種類

短期テストキット

市販の短期テストキットは、2日から7日間サンプルコレクターを設置し、使用後にメーカーへ返送して分析してもらう方式です。ラドン濃度は時間とともに変動するため、陽性結果は再測定で確認することが重要です。

長期テストキット

濃度が4 pCi/Lを超える可能性がある場合や、より正確な評価が必要なときは、長期テストキットが推奨されます。短期キットと同様のコレクターを数か月から最大1年まで設置するか、連続測定が可能な電子式モニターを使用してデータを取得し、分析ラボへ送ります。

花崗岩カウンタートップの測定

花崗岩には微量のウランが含まれることがあり、ラドンの発生源となることがあります。花崗岩のカウンタートップに対しては、短期住宅用よりやや長い期間サンプルを採取する専用キットを使用し、ラボで分析します。

テストキットの入手先

テストキットはオンライン販売店やホームセンターで購入できます。また、州や地方の保健所が無料で配布している場合もあるので、詳しくはお住まいの保健所へお問い合わせください。

測定後の対策

測定結果が4 pCi/Lを超える場合は、専門業者に依頼して換気システムの設置やシーリングなどのラドン低減対策を実施しましょう。

環境衛生 - 関連記事