RCRA廃棄物とは何か
資源保全・回復法(RCRA)は、有害廃棄物の管理だけでなく、すべての廃棄物の適正処理の指針を定めた米国の法律です。廃棄物とは、所有者が不要または使用不能と判断し、捨てた物質のことです。この法律により、EPA(環境保護庁)は廃棄物の監視・管理権限を持ちます。
建設廃棄物
建設・解体工事で発生するがれきは、非有害廃棄物とみなされます。コンクリート、木材、アスファルト、ガラスなど、回収できない材料が主です。通常は埋立地へ運ばれますが、リサイクルを積極的に行うことで埋立容量の節約や工事コストの削減が期待できます。
産業廃棄物
工場などで生じる非有害固体廃棄物には、有機・無機化学薬品、鉄・鋼、プラスチック、樹脂、石、粘土、ガラス、コンクリート、パルプ、紙、食品などがあります。建設廃棄物同様、リサイクルプログラムを導入すれば廃棄量を減らし、製造コストの削減につながります。
一般廃棄物(自治体廃棄物)
住宅や学校、病院、事務所などから出るごみが一般廃棄物です。包装材、家電、草刈りくず、食べ残しなど多種多様なものが日々埋立地に運ばれます。住民参加型のリサイクル事業は、埋立地の保全だけでなく、自治体の収入源にもなります。
医療廃棄物
医療機関や研究所で発生する非有害廃棄物は医療廃棄物と呼ばれます。1988年の医療廃棄物追跡法では、「人や動物の診断・治療・予防、またはそれに関わる研究・製造・検査で生じた固体廃棄物」と定義されています。血液で汚れたガーゼ、培養皿、手袋、注射針、取り除かれた臓器などが含まれ、1991年に規制は失効しましたが、現在も特別な包装と取り扱いが義務付けられています。
有害廃棄物
健康や環境に危害を及ぼす恐れのある廃棄物は有害廃棄物と分類されます。液体、固体、ガスの形態があり、製造過程の副産物や洗浄剤、農薬などの商業製品が代表的です。EPAは様々な試験方法で有害廃棄物の処分状況を監視しています。
