地球温暖化への対策

国際的な合意

ほとんどの国が採択した京都議定書は、温室効果ガス濃度の安定化を目指す政府間協力の成果です。主な目標は、1990年比で平均5.2%の排出削減と、途上国が経済的負担を受けずに協定を履行できるようにする適応基金の設置です。国連気候変動枠組条約によると、2010年10月時点で192か国が批准しています。

政府レベルの取り組み

各国政府は、公共交通に環境に優しいバイオガス燃料を導入するなどの施策を進めています。たとえばスウェーデンやブラジルの「グリーンバス」などがあります。米国では連邦政府と州政府が、税控除や低金利ローンなどの経済的インセンティブを提供し、家庭や企業のエコフットプリント削減を支援しています。これらのインセンティブは「再生可能エネルギー・効率化州別インセンティブデータベース」で確認できます。

非政府組織(NGO)

グリーンピースやStop Global WarmingなどのNGOは、地球温暖化の深刻な影響を広く周知し、日常生活でできる小さな行動を提案しています。多数の人が実践すれば、温暖化対策に大きな効果が期待できます。また、メディアや学校と連携し、より「グリーン」な習慣を普及させています。

個人の取り組み

個人の貢献は工場や車の排出に比べて小さく見えますが、世界中の多くの人が同じ習慣を持つと電力消費や自動車の排出、廃棄物量に大きな影響を与えます。NGOは、エネルギー効率の高い電球の使用、タイヤの空気圧を適正に保つことで燃費向上、車のエアフィルターの交換・清掃、エアコンフィルターの点検、使用しない家電の電源オフなどを推奨しています。

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