カビへの反応:兆候と症状

カビは微小な胞子で増殖し、室内外の空気中を漂います。湿度が高く換気が不十分な環境で繁殖しやすく、胞子が大量に放出されると健康に影響を及ぼすことがあります。

アレルギー反応

カビに触れたり胞子を吸入したりすると、アレルギー体質の人にアレルギー反応が起こります。咳やくしゃみ、呼吸困難などの呼吸器症状や、鼻や喉の刺激、目の充血・かゆみ・涙目が見られます。症状は接触直後から数時間後に現れることがあります。

組織の刺激

アレルギー体質でなくても、カビの胞子に触れたり吸入したりすると、皮膚に発疹が出たり、目・鼻・喉・肺などが刺激されます。目の下に暗いクマができることもあります。

感染症

特に子どもや免疫力が低下している人は、カビが原因の感染症にかかりやすくなります。代表的なのは、アスペルギルス・フュマルス(Aspergillus fumigatus)の胞子を吸い込むことで起こる肺感染です。免疫が強い人でも、カビが原因で足白癬や酵母感染などの皮膚疾患を起こすことがあります。

マイコトキシンによる毒性作用

アスペルギルス、クレドスポリウム、ペニシリウム、トリコデルマなどの有毒カビはマイコトキシンを産生します。これにより、喘息や気管支炎などの呼吸器症状、肺や喉の灼熱感、消化器系の異常(舌の被覆感、口の土のような味、血痰、粘液や黒い残留物、下痢、過敏性腸症候群、腹痛)などが起こります。また、頭痛・片頭痛、吐き気・嘔吐、リンパ節の腫脹も見られます。

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