イオン発生装置の安全性とオゾンの影響
イオン発生装置(イオナイザー、オゾン発生器とも呼ばれる)は、家庭用空気清浄機に組み込まれることがありますが、米国環境保護庁(EPA)はその効果は限定的で、室内に有害なオゾンを放出する恐れがあると指摘しています。
オゾンとは
オゾンは酸素原子3つからなる分子で、1つの酸素原子が自由になると他の分子と結合しやすくなります。この反応により、人体や植物、動物に有害となり得る化学物質が生成されることがあります。
健康へのリスク
オゾン濃度が高くなると呼吸器に悪影響を及ぼし、特に喘息患者は症状が悪化しやすくなります。主な症状としては息切れ、胸部の圧迫感、肺組織の炎症などが挙げられます。
安全な濃度基準
安全とされるオゾン濃度の基準は機関により異なります。食品医薬品局(FDA)は 0.05 ppm 以下、労働安全衛生局(OSHA)および国立労働安全衛生研究所(NIOSH)は最大 0.10 ppm を上限としています。一方、EPA の調査ではイオン発生装置が 0.20 ppm〜0.30 ppm までオゾンを放出するケースが報告されています。
