R134A と R410A の比較

R134a

R134aは自動車のエアコンで使用されていたR12の代替として開発されました。純粋な形態やブレンドとして供給され、チラーや住宅・商業用の中温度冷凍機でもR12やR500の代わりに使用されます。ASHRAEの安全評価はA1で、オゾン層破壊係数(ODP)は0、地球温暖化係数(GWP)は1,430です。潤滑油はポリエステルオイル(POE)を使用します。

R410a

R410aはR32とR125の高効率ブレンドで、R22の代替として開発されました(R22システムのレトロフィットは不可)。主に住宅・商業用空調に用いられ、ASHRAEの安全評価はA1、ODPは0、GWPは2,100です。こちらも潤滑油にPOEオイルを使用します。

考慮すべき点

R134aとR410aはどちらも環境負荷の低いハイドロクロロフルオロカーボン系冷媒ですが、性質は大きく異なります。R134aは単一成分(ブレンドも可能)で沸点は‑14.9°F(‑26.1°C)です。一方R410aはブレンドで沸点は‑61.9°F(‑52.2°C)です。常温での圧力はR134aが約70psi、R410aが約200psiと、システム設計要件が大きく異なります。

これらの冷媒の使用・取扱いは米国環境保護庁(EPA)により規制されており、適切な管理が求められます。

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