米国におけるビニール袋使用の実態と対策
概要
米国では店舗や家庭でビニール袋が広く利用されています。正確な使用量は不明ですが、フード・マーケティング・インスティテュートの推計によると、年間で1,000億枚以上のプラスチックショッピングバッグが使用されているとされています。ビニール袋はプラスチックごみの主要な要因として注目を集めています。
歴史
1977年にビニールショッピングバッグが登場して以来、急速に普及しました。1996年から2010年の間、食料品店で使用されるバッグの4割以上がプラスチック製でした。近年、米国内の各地域ではリサイクルや再利用可能なバッグの推進、使用制限や課金といった対策が進められています。
リサイクルに関する法律
メトロポリタン・ワシントン・カウンシル・オブ・ガバメントの調査によると、ニューヨーク州、カリフォルニア州、デラウェア州、ロードアイランド州などはビニール袋のリサイクルを義務付けています。イリノイ州、マサチューセッツ州、ロサンゼルス郡、フェニックス市、オースティン市、ミネアポリス・セントポール都市圏などでもリサイクル促進策が講じられています。
使用禁止措置
米国のいくつかの都市や郡では、ビニール袋の使用を全面的に禁止しています。主に食料品店や小売店で配布される袋が対象です。最初に全市で禁止を実施したのは2007年のサンフランシスコで、他にもコネチカット州ウェストポートやワシントン州エドマンズなどが同様の措置を取っています。
