自然界の生態系は、私たち人間を含む多くの生物の生活を支える重要なプロセスの集合体です。しかし、人口増加や産業活動に伴う人間の行動は、直接的・間接的にこの繊細なネットワークを損なっています。
海洋汚染
下水、工業排水、肥料、洗剤、農薬などが海に流れ込み、海洋汚染が深刻化しています。これにより海洋生物が死滅し、人間の健康にも悪影響が及び、さらに有害な藻類の大量発生(赤潮)を引き起こします。
人口増加と土地利用の拡大
世界人口の増加は、限られた資源の消費と居住地拡大をもたらし、自然生息地の破壊につながります。結果として、生態系に依存する多くの動植物が生存の危機に晒されています。
動植物の絶滅
人間の消費活動と開発によって、動植物の個体数と分布域は急激に減少しています。米国国立自然史博物館のクリスチャン・サンパー博士は、過去100年間に自然発生的に起こるべき絶滅の頻度が、50倍から1,000倍にまで増加したと指摘しています。
