化学物質の廃棄方法

危険廃棄物の分類

EPAは危険廃棄物を4つのリストに分けています。Fリストは一般的な製造・工業プロセスから生じる廃棄物、Kリストは石油精製や農薬製造など特定産業の廃棄物、PリストとUリストは未使用の商業化学品(例:医薬品)を対象とします。

処理(Treatment)

廃棄前に必ず処理が行われます。処理は物質の性質を変えて環境への毒性を低減させるプロセスで、化学品の中和、別産業への回収、輸送・保管・処分の安全性向上などが含まれます。

土地への処分

土地処分は廃棄物を地表または地下に安定的に保管する方法です。埋立地、表面貯留池、土地処理ユニット、注入井戸、廃棄物山などが設計され、環境への漏出を防止します。

注入井戸(インジェクションウェル)

液体状の危険廃棄物は、地下数千フィートにある隔離された岩層へ注入する井戸で処分します。飲料水源から十分に離れた位置に設置され、厳格な規制のもと管理されています。

焼却(Incineration)

焼却は危険廃棄物を破壊し、体積を減少させる手段です。EPAは、焼却により有害な有機成分が分解され、総量が減少するとしています。主な装置には回転炉、液体注入式焼却装置、固定炉、流動床炉があります。

ボイラー・産業用炉

ボイラーや産業用炉は廃棄物を燃焼させてエネルギーを回収し、同時に資源を再利用します。ボイラーは密閉された燃焼装置で、蒸気や加熱流体を生成します。産業用炉はセメントキルン、コークスオーブン、リミングルン、転炉、酸化リアクターなど多様な形態があり、熱エネルギーと材料回収を目的としています。

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