ロサンゼルスの大気汚染の原因は?
「ロサンゼルス=スモッグ」というイメージは昔からあるわけではありません。1943年7月、街全体が現在「スモッグ」と呼ばれる現象に覆われ、市民は驚愕しました。その後、技術や法規制など、さまざまな対策が試みられましたが、問題は根深く残っています。
大気汚染の原因
人為的要因
- 米エネルギー省によると、大気汚染は二酸化炭素や二酸化硫黄などの粉塵やガスが過剰に存在する状態です。これらのガスは自然にも存在しますが、化石燃料の燃焼(発電所や自動車)が大幅に増加させています。
- 全米資源保護評議会(NRDC)によれば、米国で最も二酸化炭素を排出しているのは石炭火力発電所で、年間約25億トンです。次いで自動車が年間約15億トンを排出しています。
- IBMの2010年6月の調査では、ロサンゼルスは米国の都市の中で最も渋滞が深刻と結論付けられました。さらに、2030年までにロサンゼルスの道路上に毎日700万台の車が走ると予測されています。
自然的要因
- ロサンゼルスはサンガブリエル山脈と太平洋の間に位置し、夏季のスモッグが発生しやすい地形です。海風が冷やし、山岳と高気圧が組み合わさることで、汚染物質が外部に逃げられない「箱」のような状態が生まれます。その結果、車や工場から排出された汚染物質が街全体に蓄積され、スモッグが頻繁に発生します。
