4種類の連続排出監視システム(CEMS)の概要

連続排出監視システム(CEMS)は、米国環境保護庁(EPA)の一部規制で導入が義務付けられています。CEMS は、排出ガスの濃度、粒子状物質含有量、流量などを継続的に測定・分析・記録する装置で、サンプラー、分析装置、ソフトウェア、記録装置が含まれ、EPA の基準遵守を示すために使用されます。基本的に4つのタイプがあります。

ソースレベル抽出型

ソースレベル抽出型 CEMS は、排ガスからサンプルを採取し、加熱されたサンプルラインを通じてサンプルコンディショナへ送ります。コンディショナは粒子状物質を除去し、湿気を乾燥させます。条件付けされたサンプルは、赤外線・紫外線吸収、ベータ線吸収、蛍光、化学発光(化学反応で放出される光)などの手法で濃度を分析します。

希釈抽出型

希釈抽出型 CEMS は、ソースレベル抽出型と同様にサンプルを採取しますが、コンディショナに入れる前に乾燥した清浄空気と 50:1〜200:1 の比率で混合します。排ガスが湿度・温度・汚染度が高く、分析装置が直接処理できない場合に必要です。ただし、空気と混合するため酸素濃度は測定できません。

ポイント・インシチュ(点測定)

ポイント・インシチュ CEMS は、抽出サンプルを使用せず、スタック内のガスを直接測定します。スタック内の一点または短い光路で濃度を連続的に測定します。

パス・インシチュ(横断測定)

パス・インシチュ CEMS は、光ビームをガス流全体に投射し、光路全体で濃度を測定します。ポイント測定と同様に直接測定するため、抽出方式の遅延やサンプリング時の吸収・結露・化学反応などの問題を回避できます。

分析と記録は CEMS の重要な要素です。

インシチュ方式は、抽出方式に比べて測定のタイムラグがなく、サンプリングに伴う問題を最小限に抑えることができます。

環境衛生 - 関連記事