ISOクリーンルームの分類と基準

クリーンルームは、医療や製造などの高度に敏感なプロセスで、汚染物質や微粒子を規定値以下に保つ必要がある環境です。ISO(国際標準化機構)は、各クリーンルームの等級ごとに許容される空気中の粒子数を定義しています。これらの環境は、清浄度を維持するために厳密に管理され、場合によっては特殊な装置が必要です。

ベースレベル(Room Air)

ISOのクリーンルーム分類は、まず「Room Air」と呼ばれる基準から始まります。このレベルでは、1立方メートルあたり293,000個の5µm粒子、8,320,000個の1µm粒子、35,200,000個の0.5µm粒子以下であることが求められます。より小さい粒子については上限が設けられていません。標準的な換気設備のみで対応できる、一般的な作業環境です。

クラス1〜4

クラス3・4は1µm以上の粒子を許容せず、クラス1は0.2µm、クラス2は0.5µm以上の粒子を許容しません。クラスが下がるごとに許容粒子数は10倍ずつ減少します。例として、クラス4は0.1µm粒子が10,000個/㎥まで、クラス3は1,000個/㎥までと規定されています。これらは上位クラスに位置し、清浄度を保つために専門的な装置が必須です。

クラス5・6

クラス5・6では、0.1µm、0.2µm、0.3µmの各粒子サイズに対する最大許容数がそれぞれ1,000,000個、237,000個、102,000個/㎥と定められています。このレベルでは、クリーンルームへの入室時にエアシャワーや専用の防護服・フェイスカバーの着用が義務付けられ、汚染物質の持ち込みを防止します。

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