地下室のラドンを除去する効果的な対策
無色・無臭の放射性ガスであるラドンは、米国環境保護庁(EPA)が肺がんの原因になると指摘しています。自宅の地下室や他の場所でラドン濃度を下げるために、以下の対策を実施できます。最も効果的なのは、専門業者による対策です。
ラドン対策の手順
-
ポリウレタン系コーキング剤で地下室の床のひび割れをすべて密閉します。ただし、これだけではラドン濃度を十分に下げられないことがあります。
-
可能な限り、春から晩秋まで地下室の窓を開けて換気を行いましょう。
-
床のドレインに30日ごとに水を注ぎ、トラップが乾燥しないように保ちます。
-
ラドン除去の認定を受けた施工業者に依頼し、住宅全体の評価と最適な除去システムの選定を行ってもらいます。主な除去方法は以下の通りです。
サブスラブ減圧法(Subslab depressurization)
地下室床下にパイプを設置し、土壌中のラドンを吸い上げて外部へ排出します。ファン付きの換気システムを使用します。
受動型サブスラブ吸引(Passive subslab suction)
自然換気と圧力差を利用してラドンを外部へ流す方式で、ファンは不要です。
サンプホール吸引(Sump‑hole suction)
基礎の排水ポンプに接続したパイプでラドンを吸い上げ、住宅内部への侵入を防ぎます。
ブロック壁吸引(Block wall suction)
空洞ブロック基礎壁の内部にパイプを設置し、ラドンを外部へ排出します。
これらの対策を組み合わせることで、地下室のラドン濃度を大幅に低減させ、健康リスクを減らすことができます。
