黒カビ(Stachybotrys chartarum)への曝露を対処・治療する方法
概要
黒カビ(Stachybotrys chartarum)は、紙や繊維板、綿など窒素が少なくセルロースが豊富な素材上で繁殖します。結露や過度の湿度、浸水など、常に湿った環境が必要です。曝露すると疲労感、呼吸器症状、頭痛、免疫機能低下などが起こることがありますが、無症状の場合もあります。
必要なもの
- 市販の抗ヒスタミン薬
手順
- 黒カビが確認された建物や住宅からすぐに退去し、さらなる曝露を防ぎます。
- 黒カビに触れた皮膚は石鹸と水でしっかり洗い流し、かゆみや灼熱感を予防します。
- 目のかゆみ・鼻づまり・軽い喘鳴などの軽度の呼吸器・アレルギー症状は、市販の抗ヒスタミン薬等で対処します。健康な成人は重篤な症状を起こしにくいです。
- 発熱・息切れ・喘息症状の悪化が見られたら、速やかに医師に相談してください。肺炎などの合併症を防ぐために抗生物質等の治療が必要になることがあります。
- 乳児が黒カビに曝露した場合は、緊急で医療機関を受診してください。乳児は肺出血など重篤な合併症のリスクが高いです。
- 黒カビ曝露による過敏性肺炎には、プレドニゾン等の抗炎症薬で治療します。急性例は数週間で改善しますが、慢性例は長期的な治療や肺リハビリ、場合によっては肺移植が必要です。
