EMT(救急救命士)のプロトコル
緊急事態は予測できず、被害者や無傷の通行人にパニックを引き起こすことが多いです。そんな時、病院や自治体、救急隊は救急救命士(EMT)を派遣します。特に地方や過疎地域では、ボランティアとして活動する EMT もいます。州の認定を受けた医療従事者である彼らは、決められたプロトコルに従い、病傷者に必要な初期医療を提供します。
現場の評価
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EMT はまず被害者を評価する前に、現場全体の安全を確認します。銃器やその他の危険物があるか、火災や交通事故の二次災害の有無をチェックし、必要に応じて警察や消防へ通報します。現場が安全と判断されたら、被害者に近づき健康状態の評価を開始します。また、天候も考慮します。たとえば吹雪の中で被害者が雪に埋もれている場合、脊椎損傷の有無を確認したうえで、速やかに救急車内へ搬送します。
一次評価(Primary Survey)
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一次評価では、被害者の意識・呼吸・循環の3要素を確認します。意識があり呼吸が正常なら二次評価へ進みます。意識がないがバイタルサインが安定している場合は、搬送中に意識回復を試みます。呼吸困難や循環不全が認められる場合は、CAB(以前は ABC)プロトコルに従い、胸部圧迫(循環)、気道確保、人工呼吸の順で心肺蘇生(CPR)を実施します。脈拍がない場合はこの手順を繰り返します。
二次評価(Secondary Survey)
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被害者が反応できる場合、EMT は痛みの部位・強さ・性質(燃えるような痛み、刺すような痛み、ずきずきする痛みなど)や症状の持続時間を質問します。これにより外傷や疾患の原因を特定し、適切な処置を行ったうえで病院へ搬送します。搬送までの間に、骨折した腕の固定や高熱患者への冷却パックなど、短時間で効果的な処置を提供します。
