応急処置と心肺蘇生法(CPR)とは?
応急処置と心肺蘇生法(CPR)は、数時間の講習で習得でき、多くの命を救う可能性があります。米国心臓協会(AHA)、米国赤十字社(Red Cross)、米国安全衛生協会(ASHI)などの認定インストラクターが全国で講習を提供しています。
重要性
怪我や急性心停止は家庭、遊び場、職場など、医療機関から離れた場所で起きることが多いです。被害者のすぐ近くにいる人が、米国心臓協会が呼ぶ「サバイバルチェーン」の重要なリンクとなります。救急隊が到着するまでに何らかの対処を行うことは極めて重要で、メイヨークリニックは「何もしないよりは何かをする方がはるかに良い」と述べています。
事実
米国赤十字社によれば、米国では毎年約166,000人が突発性心停止で死亡しています。AHAは年間少なくとも350,000人が心筋梗塞を起こし、そのうち94%が病院に到着する前に死亡すると推定しています。近くにいる人がCPRを実施すれば、死亡率を改善できる可能性があります。応急処置は、外傷直後に現場で行う「医療的処置」を指し、OSHAは「傷害が起きた場所で直ちに実施される医療処置」と定義しています。
種類
CPR(心肺蘇生)は、呼吸と心拍が止まった際に行う、胸部圧迫と人工呼吸の組み合わせです。一方、応急処置は軽度の出血止め、目の異物除去、骨折固定、重傷時の応急処置など、様々な緊急事態に対応します。講習では、アレルギー反応、失神、脳卒中、けいれん、出血、頭部外傷、骨折、動物・虫刺され、感電などへの対処法も学びます。
学習時間の目安
CPRと応急処置は、数時間の講習で習得可能です。AHAの「Heartsaver」プログラムは、教室での講義と実技を合わせて約6.5時間、Red Crossのプログラムは約7時間で修了できます。
可能性と影響
統計は、心筋梗塞患者の多くが病院に到着する前に死亡することを示しています。CPRの知識があれば、心停止目撃者は「サバイバルチェーン」の重要な一員となり、救命率を高められます。同様に、基本的な応急処置ができれば、負傷者の命を守る、または後続の医療者が到着するまでの被害を最小限に抑えることができます。
