穿刺傷の正しい対処法
必要なもの
- 食器用洗剤などのやさしい石鹸
- 消毒済みの水
- ゴムまたはラテックス製の手袋
- ポビドンヨード(ヨウ素)
- ピンセット
手順
① 準備
- 石鹸と消毒済みの水で手をしっかり洗い、清潔にします。
- 感染拡大を防ぐため、ラテックス手袋を着用します。
- ポビドンヨード1 oz(約30 ml)を1 Lの消毒水に混ぜ、5分ほど置いて消毒液を作ります。
② 洗浄とこすり
- 刺さったままの異物は抜かず、専門医の指示があるまでそのままにします。
- 出血が少ない場合は、手袋をはめた手で傷の両側を軽く押し、少量の出血を促します。
- 爪ブラシに消毒液を付け、傷周囲を優しくこすります。痛みは伴うことがありますが、汚れをすべて除去することが重要です。
- ピンセットを消毒液でよく洗い、滅菌します。
- 大きな土や破片、死んだ皮膚、血餅などをすべて取り除きます。
- 注射器に消毒液を満たし、傷の上方2〜3インチ(5〜8 cm)に垂直に持っていきます。角度を付けて液体が傷内部に流れ込み、外へ排出されるようにします。
- プランジャーを押し込み、強い水流で洗浄します。
- この洗浄を3〜5分間、できるだけ繰り返し行い、傷を徹底的に洗い流します。
- 最後に消毒済みの水で傷を十分にすすぎ、消毒液が残らないようにします。
- 皮膚が長時間消毒液に触れないよう、衣服や周囲を確認し、刺激ややけどを防ぎます。
- 清掃が終わったらすぐに滅菌ガーゼで傷を覆い、適切に包帯します。
③ 継続的なケア
- 包帯は毎日交換し、傷の状態を観察して感染の有無を確認します。
- 感染の兆候(赤み、腫れ、熱感、膿)が見られた場合は、傷内部に小さなガーゼを入れ、密閉せずに膿が排出できるようにします。
