応急処置での意識レベル評価法
頭部外傷の可能性がある場合、意識レベル(LOC)の変化は脳機能の重要な指標です。意識レベルは一般的に「AVPU」スケールで評価します。「Alert(覚醒)」「Verbal(言語刺激に反応)」「Pain(痛み刺激に反応)」「Unresponsive(反応なし)」の4段階です。
必要なもの
- ペン
- 白紙
評価手順
1. 覚醒(Alert)かつ時間・場所が分かるか確認
- 大声で呼びかけ、言葉に反応するか確認します。
- 氏名を尋ねます。
- 現在地を尋ねます。
- 日付と時刻を尋ねます。
- 何が起こったかを尋ねます。
- 上記の質問に1つでも正しく答えられたら「A」と記録し、時間も記録します。
2. 言語刺激(Verbal)に反応するか確認
- 大声で呼びかけ、目を開く、身体を動かす、うなり声やつぶやきがあるか観察します。反応があれば「V」と記録します。
- 時間とともに「V」を記録します。
3. 痛み刺激(Pain)に反応するか確認
- 拳で胸骨を軽く叩き、顔や身体の動きを観察します。
- 動きや音があれば「P」とし、時間とともに記録します。
4. 反応なし(Unresponsive)
上記のいずれにも反応がない場合は「U」と記録し、直ちに救急隊へ連絡します。
