フチシン染色プロトコル
顕微鏡で細胞や組織を観察する際、対象に合わせた染料でサンプルを染色します。フチシンはコラーゲン、平滑筋、ミトコンドリアなどを染める染料です。
バクテリアの染色
ジール・ネーゼル染色は、抗酸菌などの酸性耐性菌を赤く染めます。染色液はカーボールフチシン(フェノールとフチシンの混合物)、酸性アルコール、メチレンブルーで構成されています。
コラーゲンの染色
ピクリン酸と酸性フチシンの混合、またはヴァン・ジーソン染色はコラーゲンの観察に適しています。コラーゲンはピンク、核は茶色、筋肉や赤血球、フィブリンは黄色に染まります。
汎用染色
ベーシックフチシンとメチレンブルーの組み合わせ(リー染色)は汎用染色として広く使われます。核は青く、軟骨は青紫色、細胞質とミトコンドリアは赤く染まります。
注意事項
染色剤を使用する際は、手袋やゴーグルなどの適切な保護具を着用してください。フェノールやピクリン酸などの有害化学物質はできるだけ代替品を使用し、取り扱いに十分注意しましょう。
