グアンファシン(テネクス)の副作用と注意点

グアンファシン(商品名:テネクス)は、血圧を下げる効果が高い処方薬です。用量や個人差により副作用が現れることがあります。本稿では、主な副作用とその頻度、注意すべき点をまとめました。

グアンファシンの使用目的

グアンファシンはノルエピネフリンの放出を調整し、過敏性を抑える作用があります。そのため、ADHD(注意欠陥・多動性障害)や注意散漫に悩む人に有効です。また、血圧を下げる効果から、高血圧の治療だけでなく、社交不安障害や外傷後ストレス障害(PTSD)の症状緩和にも用いられます。

一般的な副作用

  • めまい、眠気、頭痛、便秘、腹部膨満感、下痢、口渇、食欲不振、倦怠感、鼻閉など。

これらは用量に応じて起こりやすく、継続投与により徐々に軽減することが多いです。12 週間のプラセボ対照試験(580 名)では、7%が副作用で中止しました。

稀な副作用

  • 胸痛、呼吸困難、皮疹、手足のむくみ、視覚障害、黄疸(目や皮膚の黄変)など。

上記の症状が現れた場合は、直ちに医師に相談してください。

身体系別の副作用頻度

神経系:倦怠感(33%)、めまい(15%)※1 年後はそれぞれ 6%、1%に低下。

消化器系:口渇(60%)、便秘(14%)※1 年後は 15%、3%に低下。

循環器系:起立性低血圧や心悸亢進は稀に報告されています。

泌尿生殖系:男性で勃起不全が報告され、3 mg 以上の用量で起こりやすいです。

使用上の注意

アルコールとの併用は避けてください。急に薬を中止すると不安感や血圧の反跳上昇が起こることがありますので、減薬は医師の指導のもとで行ってください。

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