海上救助員のトレーニング概要

フィットネス要件

海上救助員(ビーチライフガードとも呼ばれる)は、プログラムに参加するために厳しい体力テストをクリアしなければなりません。泳力テストは必須で、一定距離をタイム付きで泳ぐことや、ウエイトや装備を持って泳ぐ、強い潮流で泳ぐことなどが課されます。また、距離走やスタミナテストも実施されます。

ファーストレスポンダー訓練

海上救助員は緊急時に最初に現場に到着することが多いため、救急対応の訓練を受けます。これは一般的な応急手当よりも高度で、骨折の固定や止血、脊椎損傷の安定化、心停止時の自動体外式除細動器(AED)の使用方法などを学びます。入隊にはファーストレスポンダー認定が求められることもあります。

CPR・救急救命の水中訓練

心肺蘇生法(CPR)は全ての救助員に必須です。海上救助員は成人・子ども・乳児向けのCPRに加え、波の状態に応じた水中でのCPR技術も習得します。さらに、水中での止血・ショック防止・負傷の固定など、救急処置の特別訓練も行います。

救助用乗り物の操作

遠くの海で遭難した人や危険な場所に取り残された人を救助するため、救助ボートやジェットスキー、ウェイクボードなどの水上乗り物の操作訓練を受けます。場合によってはATV(全地形対応車)やトラックなどのビーチ車両の運転免許も必要です。

水中救助技術と装備

救助員は、激しく掻き乱す被救助者への接近と制止、意識不明者の評価・処置、陸からの潜水救助など多様な技術を学びます。また、浮き具、救助ロープ、医療用水中装備の使用法も習得します。さらに、危険な海況が予測される際は、泳者やサーファーに警告を発する責任もあります。

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