産科・婦人科の器具
産科・婦人科(Ob/Gyn)は、妊娠中・非妊娠中の女性生殖器官を扱う外科・医療専門分野です。産科・婦人科医は、女性の生殖系に関わる診療や手術を行い、診断用機器や手術器具を使用します。
超音波診断装置(Ultrasound Machine)
超音波診断装置は、胎児の観察だけでなく、非妊娠女性の子宮頸部やその他生殖器官の異常検査にも使用されます。頸部嚢胞や内部出血、その他の異常の検出・診断・経過観察に役立ちます。
スペキュラム(Speculum)
スペキュラムは、膣内に挿入して拡張し、頸部や膣内を観察する基本的な器具です。従来は金属製で再利用可能でしたが、現在はプラスチック製の使い捨てタイプが主流です。直接視認や膣手術時に使用されます。
鉗子(Forceps)
鉗子は、胎児の頭部を掴んで分娩を補助するための器具で、長さや形状が異なるシャンクが付いています。長い鉗子は頭部の回転を助け、分娩を円滑に進めます。
真空吸引器(Ventouse)
真空吸引器は、陣痛が進まない場合に胎児の頭部に吸引カップを装着し、分娩を助ける装置です。帝王切開や鉗子使用の代替手段として用いられますが、臀位や早産児には使用できません。
