酸性が体に与える影響と対策
エアロゾル製品に含まれる酸性
日常生活で食品や飲料以外にも酸性物質にさらされています。特に家庭用の芳香剤や洗剤のエアロゾルは、使用時に有害な蒸気を吸い込むことになります。米国国立生物工学情報センター(NCBI)の報告によると、酸性エアロゾルは呼吸器系に有害な影響を与える可能性があります。
酸性の口腔ケア製品
歯磨き粉の中にも酸性・研磨性が高いものがあります。米国歯科医師会(ADA)と食品医薬品局(FDA)は、研磨度が一定基準を超える製品の販売を許可していますが、実際には多くのホワイトニング歯磨き粉が研磨度100以上です。研磨度が150を超えると歯へのダメージが懸念されます。研磨度が最も低いのは重曹で、スコアはわずか7です。
炭酸飲料が歯に与える酸性影響
炭酸飲料に含まれる酸はエナメル質を腐食させます。ニューヨーク・マンハッタンの歯科医師ナンシー・ローゼン博士は、酸によるエナメル侵食は不可逆的で、感覚過敏や虫歯、さらにはクラウンやベニアの必要性につながると指摘しています。多くのソーダはpH 2.3〜2.6と非常に酸性で、電池酸(pH 1.0)に匹敵します。一方、根ビールは比較的安全でpH 4.0前後です。
酸性の影響を抑える方法
炭酸飲料を飲んだ後はすぐに水で口をすすぎ、酸を中和しましょう。常温の水はpH 7(中性)で、体内のpHバランスを整える助けになります。また、ストローを使って飲むと歯への直接的な接触を減らせます。果汁は酸性ですが、適量であれば水分補給の代わりに利用できます。
酸過多のリスク
体内のpHが過度に酸性になると、心臓病、慢性疲労、炎症、関節炎、がん、体重増加、性機能障害、アレルギーなどさまざまな健康問題のリスクが高まります。加工食品や精製糖、揚げ物は体内で酸性に転換されやすいとされています。米国農務省(USDA)によると、3000万人以上が酸過多状態にあると推定されています。理想的な血液pHは7.36〜7.44で、ややアルカリ性が保たれるべきです。
