ダニが引き起こすかゆみと肌トラブルの対策

識別

ダニは長さ約250〜300マイクロメートルの微小な節足動物で、肉眼では見えません。10倍程度の拡大が必要です。体は透明で、顕微鏡下では八本の毛のある脚と、体全体に長い毛が生えているのが特徴です。

肌トラブルの原因

ダニは人やペットを噛むことはありませんが、皮膚の角質や皮脂をエサにします。ダニの排泄物が皮膚に付着すると、赤く炎症を起こし、かゆみを伴う湿疹になります。米国喘息・アレルギー・免疫学会によると、米国人口の約10%がダニに対してアレルギー反応を示すとされています。

その他の一般的な症状

ダニは花粉症様の症状も引き起こします。目のかゆみや涙、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、顔面の圧迫感・痛み、後鼻漏、そして目の下に青みがかった腫れ(クマ)などが報告されています。

主な生息場所

ダニは温かく湿度の高い環境を好みます。マットレスだけでも10万匹から1000万匹が生息すると言われています。その他の代表的な場所は、カーペット、布張りの家具、枕、ソファ、そしてペットの寝具です。

予防と対策

寝具や枕、家具のカバー類はできるだけ高温(60℃以上)の湯で洗濯し、ダニを死滅させましょう。また、室内の湿度を40%以下に保ち、温度は21℃前後に設定するとダニの繁殖を抑えられます。換気の良い清潔な環境はダニの数を減らす重要なポイントです。

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