スポンジバスの手順と必要なもの
スポンジバスは、手術後や水道がない場所でも、石鹸と洗顔布だけで清潔にできる便利な方法です。特に可動域が制限されている方は、転倒や溺れるリスクを減らすためにも正しい手順を守ることが重要です。浴びる前に目的を確認し、傷口や創部を濡らさないよう注意しましょう。
必要なもの
- 滑り止めマット
- 吸水性のある洗顔布またはスポンジ
- 1〜2ガロン(約4〜8リットル)の温水
- 刺激の少ない石鹸
- スプレーボトル(温水用)
手順
浴槽の底に滑り止めマットを敷き、患者さんに背もたれに頭と胸を当てて座ってもらいます。
洗顔布を温水に浸し、患者さんの全身に優しく拭きます。包帯をしている部位は浴槽の側面に置き、濡れないように配慮します。
刺激の少ない石鹸を洗顔布に少量(約硬貨大)取り、泡立てます。上から下へ、特に足や脇の下など臭いが気になる部位を中心にマッサージしながら洗います。
創部や傷口の近くの皮膚は、スプレーボトルで温水を軽くかけて濡らします。布で直接濡らすより方向をコントロールしやすく、傷口に石鹸が付かないように注意しながら洗い、最後に再度スプレーで石鹸を洗い流します。
洗顔布をきれいな温水で再度濡らし、全身の石鹸を広い範囲で拭き取ります。
清潔な柔らかいタオルで皮膚を軽くたたくようにして乾かします。こすらないようにし、刺激を防ぎます。
