化学汚染の主な発生源
米国環境保護庁(EPA)によると、化学汚染は農業で使用される農薬や産業で使用される各種化学物質など、さまざまな源から発生します。これらは大量に放出されると有害な影響を及ぼすだけでなく、日常生活の製品にも微量が残留しています。
農薬
EPAによれば、農業で使用される農薬は食物(果物や野菜)に付着したり、散布作業で風に流されて土壌に残留したりします。また、豪雨時の流出水により、少量が水や土に浸透します。
フロン(フロン113)
フロンは金属表面の洗浄剤や、かつての商業用空調・エアロゾルスプレーに使用されました。液体状態では土壌中で分解しにくく、水源に流入しやすいです。大気中に放出されると長期間残留し、オゾン層破壊の原因となります。また、短時間に大量吸入すると神経系に障害を与える危険があります。
塩素
塩素は自然界にも存在しますが、紙の漂白や下水処理などの産業でも広く利用されています。水に溶けやすく、空気中にも揮発します。大量に土壌や水に入ると生物に有害です。産業従事者が高濃度の塩素を吸入すると、目や呼吸器の刺激、免疫系や心臓への影響が出ることがあります。
