緊急概要
BASFは、Elastocoat S-500 Light Grayという自動車用塗料に、肝臓障害を引き起こす可能性がある成分が含まれていると報告しています。また、腎臓障害や中枢神経系への影響、がん、皮膚炎、目・皮膚・呼吸器への刺激も懸念されています。
反復投与毒性
同社の安全データシートでは、塗料を繰り返し使用すると肝臓と腎臓に損傷を与える恐れがあると記載されています。対象となる主な化学物質は、ベンゼン、1-クロロ-4-(トリフルオロメチル)-、結晶シリカ、1,2,4-トリメチルベンゼン、二酸化チタンです。
ベンゼン、1-クロロ-4-(トリフルオロメチル)-
この成分は塗料の主要原料のひとつで、動物実験に基づき、繰り返し曝露すると肝臓と腎臓に影響を及ぼす可能性が示唆されています。
安全対策
漏洩が発生した場合は、まず流出を封じ込め、固化させた上で適切に処理する必要があります。作業時は、目・呼吸器・手の保護具を着用し、取り扱い手順を遵守することが推奨されています。
