黄色く濁った高鉄分水の効果的な浄水方法

はじめに

鉄は地殻に豊富に存在する金属で、酸素に触れると赤く錆びます。同様に、飲料水中の鉄濃度が高いと、配管や蛇口、衣類、食器に赤・黄・茶色のシミが付くことがあります。これらのシミは高鉄分の代表的なサインですが、タンニンが原因の場合もあります。

一般に、酸素が多く含まれる水は鉄分が少なく、酸素が少ない深層の地下水や深井戸は鉄分が多くなる傾向があります。したがって、深井戸からの水は鉄汚染のリスクが高くなります。

必要なもの

  • ラボテスト(水の鉄分測定)
  • 水軟化装置(ソフトナー)

手順

  1. ラボテストで鉄分を測定する:認定ラボに依頼し、正確な鉄分濃度を把握します。EPAの飲料水年次報告書でも州別・供給者別の水質情報が確認できます。

  2. 水軟化装置を導入する:硬度1〜10ppmの微量ミネラル除去に適しています。製品の取扱説明書で対応できる鉄分濃度を確認し、色のない「クリアウォーターアイアン」向けに選びましょう。

  3. グリーンサンド(鉄)フィルターを検討:軟化装置が詰まるほどの鉄分(10〜15ppm)や、ラボ結果がその範囲の場合に有効です。可溶性鉄を捕捉し、週2回のバックウォッシュで沈殿物を除去します。

  4. pHを確認し、6.8以上に保つ:グリーンサンドの性能はpHが高いほど向上します。pHが低い場合は、カルサイト中和装置で先にpH調整を行いましょう。

  5. 15ppm以上の可溶性鉄には化学酸化+フィルタリング:家庭用では塩素処理が推奨されます。塩素は鉄だけでなく、細菌、寄生虫、マンガン、硫化水素も除去します。

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