タンクの水を安全に保つための処理方法
タンクに貯めた水は、処理しないと藻類や有機物の繁殖場となります。水道水でも残留消毒剤は時間とともに失われます。本稿では、飲料水として安全に保つための化学、紫外線、熱処理の方法を紹介します。米国の安全飲料水法(Safe Drinking Water Act)を基準として参考にしてください。
化学的処理
- 最も一般的なのは塩素系消毒剤を使用する方法です。市販の無香料・無着色の漂白剤を使用し、1ガロン(約3.8リットル)につき8滴を加え、よくかき混ぜます。処理後30分ほどで塩素の匂いが残っていれば効果あり。匂いがしない場合は再処理してください。
- 漂白剤が入手できない場合は、ヨウ素を同じく1ガロンあたり8滴使用できますが、変色と苦味があるため好まれません。
紫外線(UV)処理
- 紫外線は水中の有機体を殺菌します。透明な水に直接浸すことが重要で、固形物が光を遮ると効果が低下します。定期的に撹拌し、全体が光に当たるようにすることがポイントです。UVランプは電源が必要です。
熱処理・太陽熱利用
- 沸騰させなくても、65℃(149°F)に加熱すれば病原体は死滅します。黒塗装の金属タンクや黒色プラスチックタンクを使い、日光や外部熱源で水温を保つと、パスチャライゼーションが継続的に行われ、安全に飲めます。
