完成した飲料水の濁度分析
目的
濁度は水の濁り具合を示す指標であり、水質を評価する重要なパラメータです。濁度が高いほど水は濁っており、ウイルス、寄生虫、細菌などの腸管疾患を引き起こす微生物の存在が疑われます。
方法
濁度測定は一般に濁度計を用いて行います。濁度計は光源で水試料に光を通し、散乱・吸収された光量を測定します。微小な生物や粘土・シルトが光を散乱させ、吸収光が多いほど濁度が高くなります。測定精度を保つため、標準液での較正が必要です。
留意点
米国環境保護庁(EPA)は、完成した飲料水の濁度を規制しています。表層水・地下水由来の飲料水の最大濁度は5 NTU(ネフェロメトリック濁度単位)と定められており、ろ過処理を行うシステムでは1 NTU以下に抑えることが求められます。
