バクテリアに関する重要な事実
糞便中のバクテリア
人の排泄物には多数のバクテリアが含まれます。トイレ使用後に手をしっかり洗わない人が約30%いるとされ、衛生管理が不十分だと感染リスクが高まります。また、洗濯機は下着に付着した糞便由来のバクテリアを完全に除去できず、洗濯サイクルで他の衣類に拡散することがあります。とはいえ、平均的にはキッチンよりも浴室の方が細菌汚染は少ないとされています。
意外な場所に潜むバクテリア
バクテリアは至る所に存在し、土壌1gあたり4,000万個以上が見つかります。ほとんどは無害ですが、温かく湿った環境では有害菌が増殖しやすく、米国で販売されるボトルウォーターの約3分の1、コンタクトレンズ、洗顔タオル、スポンジ、シンクの取っ手、安価なホテルの部屋などで見つかります。さらに、ヘッドホンを1時間使用すると、耳の中のバクテリアが通常の700倍に増えることが報告されています。
火星由来のバクテリア?
南極で見つかった火星起源の隕石には、外来のバクテリアが生息していることが確認されました。これにより、火星にも生命が存在した可能性が示唆され、バクテリアの驚異的な耐久性—火星の環境、宇宙空間、そして南極の極寒—が明らかになっています。科学者は将来の火星コロニーにおいて、バクテリアを利用して地球環境を模倣する研究も進めています。
私たちに欠かせないバクテリア
私たちの皮膚1平方センチメートルあたりには約10万個、全身で約10⁵兆(100 quadrillion)ものバクテリアが共存しています。多くは「有益な寄生虫」として働き、食物の分解やビタミンの生成を助けます。また、酸素の生成やゴミの分解など、地球環境の維持にも重要な役割を果たしています。食品の産地を確認し、腐敗を防ぎ、石鹸と水で定期的に手を洗うことで、有害バクテリアの曝露を減らし、健康に寄与する善玉バクテリアを享受できます。
