自宅で酸素療法を安全に行うための注意点

退院後に自宅で酸素療法を続ける患者は多数います。酸素は燃焼を助長するため、使用場所では火災リスクが高まります。そこで、患者と家族が守るべき安全対策をまとめました。

警告サインの設置

訪問者や同居者が酸素使用中であることを認識できるよう、禁煙や酸素使用の注意を示すサインを掲示します。ベッド横、患者部屋のドア、家の入口など目立つ場所に貼りましょう。

火災予防

酸素がある部屋では火種の取り扱いに細心の注意が必要です。以下の点に留意してください。

  • キャンドル、ライター、ストーブなどの開放火は使用しない。
  • バスリンやアルコールなどの可燃性液体は酸素ボンベから遠ざける。
  • 消防署に酸素機器の設置場所を伝え、煙感知器が正常に作動するか定期的に点検する。

患者の安全確保

火災が発生した際の緊急避難計画を事前に策定しておきます。具体的には、患者を安全に搬出する手順や、避難経路の確保、最低2か所の脱出口を設けることが推奨されます。患者のベッドサイドには緊急連絡用の電話や呼び出しボタンを設置し、すぐに助けを呼べるようにしておきましょう。

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