高度計設定手順

QNH設定手順

遷移層(トランジションレベル)を通過した際にQNHを設定します。米国では18,000 フィート、英国(ロンドン地域)では3,000 フィート(ロンドンは6,000 フィート)、フランスではその日の気圧に応じて変わります。離陸時は4,000 フィートで固定し、遷移高度を超えたら設定を変更します。降下時は当日の遷移層が通知されます。

実際の手順

飛行高度は海面から18,000 フィート未満と18,000 フィート以上に分類されます。前者では標準気圧31 インチHg(またはそれ以下)に基づき、航路上や航空機から100NM以内でQNHを設定します。気圧が31 インチHgを超える場合は、31 インチHgに設定し、着陸まで維持します。

重要なステップと考えられるエラー

気圧高度計は航空機の高度誤差を補正するためにチェックされます。機体が自動でQNHを設定できる場合は特別な制限はありませんが、VFR(目視飛行)機体では飛行計画と操作に十分な注意が必要です。機械的、温度、弾性、取付け誤差が生じることがあり、既知の地上標高と高度計表示の差が±75 フィートを超える場合は直ちに修正します。

航空機に対する特定の制限

IFR(計器飛行)機体で自動設定ができない場合、出発・到着空港は最低100 フィートの雲底と0.25 マイル(約400 m)の視界といった条件を満たす必要があります。18,000 フィート以上で飛行する場合、使用できる最低フライトレベルはその地域の大気圧により決まります。

注意点

高度計設定は頻繁に最新情報を取得することが重要です。設定が1 インチずれると約1,000 フィートの高度誤差になります。標準温度と実際の高度での温度差(環境温度)や高気圧(31.00 インチHg 超)も実際高度が高度計表示より高くなる要因です。

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