インランドエンパイアの住民が利用する飲料水はどこから来るのか?

南カリフォルニアのインランドエンパイアは、ロサンゼルスの東に位置し、リバーサイド郡とサンバーナーディーノ郡を含む広大な郊外地域です。砂漠、山岳、豊かな河川谷といった自然環境が多様に存在し、飲料水は単一の供給源ではなく、これら自然資源から多様な形で確保されています。主な供給源はバンカー・ヒル貯水池です。

サンタアナ川はインランドエンパイア最大の流域で、地域住民の飲料水として重要な役割を果たしています。サンバーナーディーノ山脈に源を発し、ミル・クリークやリトル・クリークなど多数の支流と合流しながら流れ、最終的にバンカー・ヒル貯水池へと注ぎます。

雪と雨

サンバーナーディーノ山脈は標高が約3,300メートルに達し、冬季には豊かな積雪が見られます。雪解け水と年間を通じて降る降雨は、バンカー・ヒル貯水池に補給される重要な淡水源です。

輸入水

インランドエンパイアの飲料水の一部は、カリフォルニア・アクアダクトを通じて北カリフォルニアから輸入されます。全長約1,100kmのこの水路は、シエラネバダ山脈のサクラメント川など北部の河川から取水し、乾燥した南部地域へと供給します。年間供給量は地域の需要に応じて変動します。

バンカー・ヒルについて

バンカー・ヒル貯水池は、サンバーナーディーノ、リバーサイド、レッドランズなどインランドエンパイアの主要都市に飲料水を供給する最大の貯水施設です。総貯水量は約5百万エーカー・フィートで、1エーカー・フィートは家族1世帯が約2年間使用できる量です。現在、約65万人がこの貯水池の水を飲用しています。

公衆衛生 - 関連記事